終了ステータス

終了ステータスとは

終了ステータスとは、スクリプトが終了した際にスクリプトを実行したツールに返される値です。
スクリプトのend処理の「戻り値」に設定した場合にはその値が、設定していない場合にはシステムが自動的に設定した戻り値が返されます。

概要 詳細
-10000以下 システム定義エラー システム定義エラー時の終了ステータスとして予約されています。
-1〜-9999 ユーザ定義エラー ユーザ定義エラー時の終了ステータスです。end処理の戻り値に-1〜-9999を設定した際の終了ステータスです。
0 正常(デフォルト) デフォルトの正常終了時の終了ステータスです。
1〜9999 ユーザ正常 ユーザ定義正常終了時の終了ステータスです。end処理の戻り値に1〜9999を設定した際の終了ステータスです。
10000以上 システム定義正常 システム定義正常終了時の終了ステータスとして予約されています。

システム定義エラーの終了ステータス

システム定義エラーの終了ステータスの値です。
バージョンアップにより値が変更される場合があります。変更された場合にはリリースノートに記載されます。
正常/エラー 説明
-10101 エラー コンポーネントの実行に失敗したときに返される終了ステータスです。
-10102 エラー スクリプトのロードに失敗したときに返される終了ステータスです。
-10103 エラー スクリプトの入力値が不正なときに返される終了ステータスです。
-10104 エラー スクリプトがロールバックされたときに返される終了ステータスです。
-10105 エラー スクリプトの実行が中断されたときに返される終了ステータスです。
-10201 エラー トランザクションの失敗によりスクリプトの実行が失敗したときに返される終了ステータスです。
-20001 エラー 特定できない原因でスクリプトの実行が失敗したときに返される終了ステータスです。
-20002 エラー 予期しない問題でスクリプトの実行が失敗したときに返される終了ステータスです。
-20003 エラー 接続に失敗したときに返される終了ステータスです。
-20004 エラー スレッド管理で問題が発生したときに返される終了ステータスです。
-20005 エラー スクリプトが終了する前に、タイムアウトに指定した時間を経過したときに返される終了ステータスです